![](https://i0.wp.com/resposillust.com/wp-content/uploads/2018/11/8a8f79208de728c9484d6ce60a234f25.png?ssl=1)
ひと口にイラストと言っても、みなさんの中の「イラスト作品」はいろいろなタイプがあるのではないですか?
イラストレーターが描くイラストを、3つのタッチに分けてみました。「アート系イラスト」と「二次元イラスト」と「汎用イラスト」です。(名称は独断です)
それぞれの特徴と、それぞれが得意なイメージづくりについて。
まずは、アート系イラスト
![](https://i0.wp.com/resposillust.com/wp-content/uploads/2018/10/cec3439eae3b43d5ce71909323fb64fb.jpg?resize=1018%2C1024&ssl=1)
![イラスト](https://i0.wp.com/resposillust.com/wp-content/uploads/2018/07/01.png?ssl=1)
絵本や企業や団体パンフレットの表紙によく使われるタッチのアート系イラスト。「味」を感じるイラストで、イラストレーターの個性や世界観があります。(キャラクター制作もここです)
企業や商品のブランディング戦略に使われ、企業や商品イメージをイラストで表現します。企業や団体・商品の認知やイメージアップなどに。私は“明るさ”“快活”“家族・子育て”のイメージづくりが得意ですが、“知的さ”“荘厳さ”“情緒的”イメージづくりが苦手なクリエイターです。もし、知り合いのイラストレーターさんに○○を依頼しよう、という時にその方の得意なジャンルを観察してみてください。
二次元イラスト
![](https://i0.wp.com/resposillust.com/wp-content/uploads/12c893bd88f16f2312d4fee745230c38-1.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
ソーシャルゲームや小説などでよく見るタッチの二次元イラスト。繊細な描写で見る人を仮想世界に引き込みます(萌えイラストなど)。写実的な描写も多く臨場感があります。デッサン力やパース、色彩の透明感をマスターした「神絵師」と呼ばれる方々がいますね。アート系イラストで求められるのはクリエイターの個性的な画風ですが、二次元イラストで求められるのは仮想世界や設定シーンにおけるリアリティです。(ちなみにイラストはナガサキアゲハの擬人化です。飼っていた幼虫が羽化して巣立っていったのです。感無量です)
汎用イラスト
![イラスト](https://i0.wp.com/resposillust.com/wp-content/uploads/2018/07/180708-01.png?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/resposillust.com/wp-content/uploads/2019/05/easy_free_blue01905.png?resize=1024%2C724&ssl=1)
商品説明や企業説明、ビジネス本などでよく見るタッチはこの汎用イラスト。見る人の視覚による理解を求め、抽象表現としてのイラストです。情報を読み取る負担を減らし、情報内容のイメージづくりの助けになります。(アート系イラストで表現されることもあります)文章のみのものとイラストが差し込まれた資料とでは内容の理解力が違うという実感はみなさんお持ちだと思います。
情報を伝えたい相手がすっきり理解できるような、クセのないタッチが多いです。説明イラストはクセのないものが良いですが、逆に個性的なイラストは他との差別化・ブランディングの効果があるため、アート系イラストとして世界観を深めるという道もあります。
(このサイトではこの汎用イラストをメインに取り扱っています)
以上、独断と偏見で3つのイラストに分類しました。
企業イメージをイラストでブランディングしていく場合はアート系イラスト。
仮装世界に連れていきたい、臨場感を感じてほしい場合は二次元イラスト。
情報にわかりやすさ・親しみを加えたい場合は汎用イラスト。
一口に「イラスト」ですが、それぞれが活躍する場が異なるのではないでしょうか。